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「野イチゴ」
普通「野イチゴ」何てタイトルだと、曲を聴いた後の印象として、野イチゴじゃない“何か”を出さないといけないんだけど、これ、野イチゴのままで終わってるんだよね。
「太陽の町」
“♪はてない空 かげりのない雲 季節の風 鳥はむかい風”って、こういうのもやっぱり向こうに着いて(ロスアンゼルスでレコーディング)何か曲作らないといけないって、それで作ったヤツだね。いい加減だもん。
「夕立」
「夕立」って曲とか自分でも気に入ってて、ぶっつけで向こう(ロスアンゼルス)のベテランのギターの人がアドリブで間奏を弾いて、これがすごいよかったんだよね。そういうことって、日本のレコーディングではそれまでなかったから。チョーキングでもって、“♪クワァ〜ン カァ〜ン カァ〜ン”て降りてくるところがあるんだけど、そこが完璧だったからビックリしちゃって。「オーケー!」みたいな。この「夕立」は当時随分気に入ったので、僕の強い要望でシングルにもしたんだけど、やっぱりこういう曲って売れなかったですね。叙情的じゃないっていうかね。ビートルズに例えるのはビートルズに悪いけど、大体売れそうなヤツってA面になって、B面ていうのは「You Can't Do That」とか、ちょっと聴いても分からないけど最終的には好きになるような曲が多いんです。まあ、それと「夕立」を較べるのはおかしいんだけど、自分としてはそういうつもりで聴いてもらえればってシングルにしたんですよね。
「ロンドン急行」
そうそう、かまやつひろしさんに書いた曲のような気がする。あの頃のかまやつさんは、ロンドン・ブーツとか、そういう時代だったんだよね。それで「ロンドン急行」を書いた覚えがあるね。だから、これは『氷の世界』のレコーディングで自分が行ったロンドンというその角度じゃなくて、かまやつさんのことなんですよ。
「君と僕のブルース」
当時僕は最初の結婚をしてね、随分セクシャルな詞を書きたいなと思ってたんだよね。“セックスしてる”って状態をテーマにしてとか。
「御免」
当時は三軒茶屋かなんか住んでて、友達がマージャンかなにかしに来た様子の歌だよね。
「二色の独楽」
アルバムのタイトルになってるけど、これは男と女の一般論として、男と女はなかなか大変だな、という.....。男の子と女の子が非常に健康的にデートして、なんていうものにはもう飽き足らないっていうか、そういうのちょっと違うんじゃないかっていうのは昔からあったから、そういうことを書きたかったのかもしれないね。それと、コマって字は辞書ひいたら“独楽”って出て、これはいいわなんて思って使ったの覚えてるよ。
「旅から旅」
何でこんな曲を書いたのかなぁ。きっとコンサート・ツアーとかそこらへんのことを書いたんじゃないかな、違うかな?よく覚えていない。
「Happy Birthday」
コンサートなんかでお喋りしてる時にね、「今日、誕生日の人は、どうのこうの」なんていうひと冗談があって、そのあたりで「何か誕生日の曲を作ると決まるかなぁ」なんていうキッカケで作ったと思うんだけど。