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「Negative」
適当なこと言いながら作ったデモ・テープがよくて、そこに“ネガティヴ”って言葉が、どういうわけか出てきていたんで、なら恋だ愛だを否定しようかなぁ、なんて思った曲ですね。
「MOON」
安全地帯のギターの武沢豊っていうのがアレンジしてくれて、この人も才能あるなぁと思いましたね。
「恋こがれて」
『二色の独楽』のところで話した、みんな遊んでるのに自分だけ部屋で曲作らなければいけなくて、もうどうでもいいやって「野イチゴ」作ったっていう、それ風のやつでね。でも、詞を見ると「恋いこがれて」にもイチゴが出てくるねぇ。どうでもいいときはイチゴを出す、ということが、これでわかったんだけど。
「揺れる花園」 「記憶」
ここらへんから、もうデモ・テープにね、すっかり日本語が入らなくなっていて、「揺れる花園」なんかも、まるで日本語がなくて、だからどうして後から日本語に置き換えるとフラットな安易な感じになっちゃうんですよ。その次の「記憶」っていうのもそうだね。
「WHY」
コンサートしょっちゅうやってた頃っていうのは、駅弁見ると気持ち悪くなったんですね、食べ過ぎて。で、「WHY」のヴォーカル入れの時は、このオケ聴くと、もう気持ち悪くなってた。流れてくると“ウウッ”って。ヴォーカルのダビングを、異様なくらい回数やってたからなんですよ。通常のスタジオでは駄目だから、観音崎のスタジオはどうかって行ったりしても駄目。じゃあっていうんで伊豆のスタジオでの歌入れもこれも駄目、伊豆のスタジオの、芝生のある庭で、夜、ヴォーカルを録ったらどうだ?って話になって、そうしてマイクを外に出してやってるんです。だからちょっと虫の声とかが。この時のスタジオ使用料は莫大ですよ。その「WHY」って曲は、もうおわかりと思うけど、ジョン・レノンの一連のやつの影響ですよね。「Love」とか、あれ的なやつを作ってみたいなと思ってたんですよね。