
「夕立」
「夕立」って曲とか自分でも気に入ってて、ぶっつけで向こう(ロスアンゼルス)のベテランのギターの人がアドリブで間奏を弾いて、これがすごいよかったんだよね。そういうことって、日本のレコーディングではそれまでなかったから。チョーキングでもって、“♪クワァ〜ン カァ〜ン カァ〜ン”て降りてくるところがあるんだけど、そこが完璧だったからビックリしちゃって。「オーケー!」みたいな。この「夕立」は当時随分気に入ったので、僕の強い要望でシングルにもしたんだけど、やっぱりこういう曲って売れなかったですね。叙情的じゃないっていうかね。ビートルズに例えるのはビートルズに悪いけど、大体売れそうなヤツってA面になって、B面ていうのは「You Can't Do That」とか、ちょっと聴いても分からないけど最終的には好きになるような曲が多いんです。まあ、それと「夕立」を較べるのはおかしいんだけど、自分としてはそういうつもりで聴いてもらえればってシングルにしたんですよね。

「御免」
当時は三軒茶屋かなんか住んでて、友達がマージャンかなにかしに来た様子の歌だよね。
「旅から旅」
何でこんな曲を書いたのかなぁ。きっとコンサート・ツアーとかそこらへんのことを書いたんじゃないかな、違うかな?よく覚えていない。

「青空、ひとりきり」
この頃ね、ティアックの4チャンネルのデカいテープ・デッキっていうのが初めて出て、さっそく買ってずいぶん凝ったよ。「4チャンネルで、四つもコーラスできる」っていうんでね。これ、デモ・テープの話だけど。
「Flight」
『ハンサムボーイ』の中の「長時間の飛行」って曲は、“飛行機の中にいる”という状態を曲にしたものだけど、この曲は“飛行機を見てる”っていうやつですね。

「子供への唄」
いつ頃の唄なのか、自分でもちょっと知りたいんだけど。子供が生まれてから作ったとは思えないけど.....。もしこれが、子供が生まれてから作った歌なら、とんでもない歌だよ。